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2010年 11月 15日
ノクトーンクラシックの危うい切なさ
フォクトレンダーによると、ノクトは夜を意味す
るそうです。そう言えばショパンのノクターン夜
想曲なんてのもそうなんでしょうね。

だから暗くなったら使いたくなります(笑)
ということではないのですが、夕方から開放寄り
で使ってみました。


R-D1s NOKTON Classic 40mm F1.4
ISO: 400
露出: 1/12 秒
絞り: 4.0

クラシックと名付けているように、このレンズ、
現代的な写りはしないようなのですが、とは言え、
コシナが現代に作ったレンズなので、クラシック
レンズの写りそのままとは言えない気がします。

ただ、これ以上収差を残しちゃうと、一般には受
け入れられないのかも知れませんね。
ボク的にはもっと!って感じなんですけど(笑)
例えばもっと無理して明るく作っちゃえば、無理
した分、フレアが纏わり付くような危うさなんか
も倍増する気がします。


R-D1s NOKTON Classic 40mm F1.4
ISO: 400
露出: 1/69 秒
絞り: 2.8

まぁ、でも味わいのあるレンズですよ。
開放辺りだと、どう考えても一般的な一眼用の現
代レンズとは違い、写りが危うい気がします。
だから、そこそこ切なさも感じさせる描写も可能
なのでしょうね。

ボクのはシングルコートを選びましたが、MCと
はあまり違いはないようです。
光の加減によっては、ギリギリの部分で違ってく
るのでしょうけど。


R-D1s NOKTON Classic 40mm F1.4
ISO: 400
露出: 1/125 秒
絞り: 2.0

実はボクにとってRF用レンズとしては初めての
大口径ということになります。
パンフォーカスが多いRFではあまり明るいレン
ズは必要ないように思ったんですが、RFでも危
うい写りを試したくなり、大ボケもそろそろ味わ
うかと思い使ってみることにしました。

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by enthu_crap | 2010-11-15 20:51 | 横浜スナップ


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