久しぶりに洋館の中に入りましたが、この日は光
がキレイでした。それにR-D1sのCCDと画像処理
エンジン、戦前Elmarの合わせ技で、一枚目の写
真なんて、何とも言えない艶やかで暖かそうな写
真になりました。
R-D1s Leitz Elmar 3.5cmF3.5
ISO: 200
露出: 1/84 秒
絞り: 3.5
さて、昨日からの続きですが、Mデジタルの中で
もM9との比較だと歴然と違うのはAPS-Cサイズ
か、フルサイズかですよね。
これはどんなレンズも望遠よりになるという画角
の問題もありますが、ボクにとってはレンズのイ
メージサークルの全てを使い切れていないという
ことが重要になります。
R-D1s Leitz Elmar 3.5cmF3.5
ISO: 200
露出: 1/52 秒
絞り: 3.5
レンズのほんとの味は周辺に存在すると思ってい
ますので、APS-Cだと例えば、美味しいダシが出
る部位を切り取ってしまって煮込んでいるような
ものかと(笑)
ただ、これは値段との兼ね合いもあり、フルサイ
ズとすることにより跳ね上がるようであれば、今
もかなりレンズの特性を出しているようなので、
このままでも問題ありません。
R-D1s Leitz Elmar 3.5cmF3.5
ISO: 200
露出: 1/294 秒
絞り:3.5
R-D1sにあってMデジタルにないもの、もしくは
その逆を考えましたが、結論としては「巻き上げ
レバー」のアリ/ナシに比べれば、どれもガマン
できる範疇であるとわかりました。
R-D1sに欲しいものを強いてあげればMデジタル
のファインダーになるのでしょうが、こればっか
りは実際に使用してみないと分かるものではあり
ませんし、ひょっとしたら都市伝説的なものもあ
るかも、、、なんて思っています。