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2010年 09月 09日
R-D1sの正体9
R-D1sの楽しみ方。
もちろん撮って結果を楽しむってのもあります。
でもボク的には撮るまでの過程を楽しみたいのです。
そう、撮るまでの道のりが遠ければ遠いほど喜ぶ
ヤツなのです。(笑)


R-D1s Leitz Elmar 3.5cmF3.5
ISO: 200
露出: 1/631 秒
絞り: 8.0

撮る過程ってR-D1とペンデジではやってること
は同じです。
特にペンデジでもほとんどMFレンズしか使わな
い、もしくはマイクロフォーサーズのレンズでも
マニュアル操作で使用するようなボクには文字に
すれば同じ説明になる工程を踏むことになります。
露出を調整→フォーカス合わせ→構図調整→シャ
ッター切る

R-D1sの場合はここに巻き上げレバーを巻き上げる。
という行為が入ることになります。
これが、たまらない(笑)
ボク的にリズムが出るんですよね。
それに露出をイジる場合にも液晶見ながらではなく、
シャッタースピードダイヤル見ながらできるR-D1sは
とてもエライと思います。


R-D1s Leitz Elmar 3.5cmF3.5
ISO: 200
露出: 1/676 秒
絞り: 8.0

ただ、単純に街撮りスナップカメラとして考える
と、今使ってるペンデジ(ライブビューカメラ)
には敵いません。あっちはレンズ、CCDを通し
た撮影結果がたえず液晶(ビューファインダー)
に表示されているわけですから、MF(絞ってれ
ばそれも必要なし)して素早く、しかも正確に露
出/WBの失敗なく情景を切り取ることが可能だ
からです。(この点では最新のデジイチも敵では
ありませんが)


R-D1s Leitz Elmar 3.5cmF3.5
ISO: 200
露出: 1/676 秒
絞り: 8.0

RF機であるR-D1の場合には結果(露出、色目、
構図)を想像する必要があります。
ライブビューのないデジイチと同じです。
それも視野率が85%ですから、構図に関しては
入門用と言われるデジイチにも劣ります。
でも、人間、キチンと撮るだけが楽しさではあり
ませんよね。
できあがりを想像しながら切り取るのも楽しいもんです。

それにフィルムのRF機とは違い、R-D1はデジタ
ルですので、その場で何度かやり直せば構図の修
正も可能です。
まさに、R-D1って、現代的に解釈されたギリギ
リの手のかかるカメラって感じですね。
その塩梅がボクにはちょうど良いように思えるのです。

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by enthu_crap | 2010-09-09 20:57 | その他


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