光があれば影があります。
写真は光を写すことだ!なんてよく言われますが、
ボクはこの影の部分も大好きです。
PEN E-P1 MZD 17mm
これは光を意識して撮っています。
光優先モードってところでしょうか。
もちろん光だけ、影だけだと写真にはならないので、
正しく言うと光を表現するための影が好きってことでしょうか。
もしくは影を写すための光が好き。
光の究極は白飛びで、影の究極は黒つぶれですかね。
だから、ボクは白飛びも黒つぶれもあまり気にしないようにしています。
光を演出するためなら黒つぶれしていてもイイじゃないかと。
思うわけです。
PEN E-P1 MZD 17mm
ただ、今のデジカメは白飛びも黒つぶれも悪として、できるだけ
両者をなくそうなくそうと制御することが流行っているようで、
E-P1にも階調を制御するSATなんて機能が付いています。
これ使うと、まぁ、暗い部分が持ち上がって黒つぶれのない写真が
出来上がるのですが、濃淡がない全体的にフラットなコントラスト
が低い写真になってしまいます。
これは困りモノで、前述した光と影の演出ができなくなってしまい、
写真に面白みがなくなるような気がしてきます。
もちろん、全てが目視できるのでそれはそれでアリなんでしょうが。
ちょっと、ボクの撮りたいと思う、大部分の写真とは違ってきてしまう。
う~~ん、今のデジカメは何かと考えさせられますね。